IB証券の運用レポート

米国個別株に挑戦しようとして、国内証券会社ではやはりどうしても手数料が高いため、3ヶ月ほど前からインタラクティブブローカーズ証券(IB証券)を使用しています。

これまで使ってみたところの感想ですが、良い点としては

  • 取引手数料がほとんど1ドル程度で済む
  • トレードワークステーション難しいという評判ですが、スマホアプリはわかりやすい(?)
逆に悪い点というか自分にとって使いづらい点は
  • 全般的にWebサイト遅い
  • JPYで入金するとUSDへの変換が面倒、タイミングに悩む
  • レポートが高機能(というか専門的)すぎてよくわからない
という点があります。

レポートについては、ステートメント(運用報告書/明細書)がメインとなるのですが、

実際に月次のアクティビティステートメントを出力してみると中々難しいです。まず流動性資産価値(NAV)とは何でしょう?時価評価損益サマリーの値洗い評価損益とは何でしょうか?と一つ一つの項目の意味が素人にはわかりにくいです。IB証券は時々Webinar(Webのセミナー)とかやっているので、そこら辺は学べるのでしょうか?


日本でも証券会社のレポートはわかりにくいので結局ポートフォリオアプリの出番なのかもしれません。自分はPersonal Capitalというアメリカのアプリ(iPhone/Android/Webがあります)を入れています。


これはこれで見やすいのです。Personal Capitalについてはまた別記事を書こうと思います。今は、Interactive Brokersでもうちょいわかりやすいレポートを出せないかについて書きます。

PortofolioAnalyst

ステートメント以外にIB証券にはPortofolioAnalystというセクションがあります。もともとは提携している銀行やクレカも含めてポートフォリオの分析ができるようです。ただ、このセクション自体もイマイチで、ブローカーの詳細に入っても損益とキャッシュバランスくらいしか確認できません。


ただ、右のレポートから取得できるPDFは結構わかりやすいです。
MTD(Month to date = 過去一ヶ月)/YTD(Year to date=過去1年)/Since Inception(開設来)の、スナップショットと詳細が確認できます。

ベンチマークとリターン比較、資産のアロケーション/履歴

オープンポジションの比率と損益も確認できます
資産の地域別割合


セクター別推移
シンボル別のツリーマップxヒートマップです。あまり国内の証券会社では見かけないですね。ただETFは勘案されてるわけではなさそうです。
こう見るとなんでこんなにChina押しなんだろうということに気づきました。。。
このPortfolioAnalystのレポートはメールでPDFを送るように設定できるのでIB証券を使用している方は設定しておくとメールだけで確認できるので個人的にはすごく便利に感じています。(IB証券はログインするのもセキュリティデバイスが必要ですし、レポート出力するのも時間がかかるので)

以上、IB証券のちょっとしたtipsでした。お役に立てれば幸いです。














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